博士後期課程

人々の健康・生活に関する課題が山積し、ケアの在り方に変革が求められています。
博士後期課程では、「健康創造看護学」という1分野をおき、看護学を主軸に医学、心理学、工学、経済学等の知見を融合することにより、既存の考え方にとどまらない新たな発想と価値観を見出せるよう教育を展開し、生命・生活・人生に生じる様々な健康に関するイノベーションを起こすことに寄与できる、高い倫理観・指導力をもつ看護実践者、教育・研究者を養成します。

科目と履修モデル

「健康創造看護学」

実社会の健康課題を解決できるヘルスケアを 創造し、探究する「健康創造看護学」

 

基盤科目

実社会の健康課題の解決のため、健康に関連する学問分野で展開されているケア方法やシステム開発の理論・方法論を修得する科目と、健康教育力向上と健康イノベーションに寄与する研究方法、および研究成果を国際的な場で発表する手法を修得する科目で構成します。さらに、学際的な視点で思索する能力を獲得するために医学専攻と合同の科目があります。

専門科目

特別研究における研究課題の精選を目指し、専門科目として国内外の文献クリティークを中心に据えた2つの特講を配置します。学生の関心や研究課題に応じて、どちらか一方、あるいは両方を履修することを可能とします。その後、フィールドワークを通して、臨床現場に顕在または潜在する健康課題を抽出し、健康創造看護学に資する研究課題の洗練、深化を行こないます。

特別研究

指導教員1名、副指導教員1名以上の複数指導体制により個別指導を行います。これにより「健康創造看護学」としての発展に寄与できる学位論文を作成します。

在宅で暮らす人々の健康とテロメアとの関係についての研究

グローバルに活動

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